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【科目説明】資本とは、負債とともに会社資産の調達の源泉をなしているもので、負債は債権者に対し弁済の義務を負っているのに対し、資本には弁済の義務が無いことから、資本のことを自己資本とも呼び、新会社法では「純資産」と呼ぶようになりました。(ここでは従来通り資本と呼ぶ)
資本は、資産と負債の差額示し、企業、株主に帰属する価値の総額を示します。その価値を大きく分けると、株主が払込んだ部分(資本金など)と企業が活動することによって生み出された部分(利益剰余金など)から成り立ちます。 資本金とは、債権者保護の観点から、会社内に維持保留すべき資産の最低限度を示す勘定です。旧商法では、倒産に際し、債権者保護の立場から最低資本金制度(株式会社は1千万円以上など)を定めていました。平成18年5月以降は、現在社会にそぐわないことからこれらの最低資本金制度も廃止され、1円以上で株式がいさを設立できるようになりました。 |
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普通株式(百株)を1株5万円で発行し、その1/2を資本金とした。 |
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新しく株式を発行し、増資(2百万円)した。 |
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資本準備金(百万円)を資本金に組み入れた。 |
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利益準備金(2百万円)を資本金に組み入れた。 |
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資本金(4百万円)を3百万円に減資して、欠損金(50万円)に補填した。 |
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Last Updated : 2006.8.15 |