給与手当 (借方:費用)
【科目説明】従業員に対して支払う給料、賃金および手当をいいます。手当には残業手当、住宅手当、役職手当、家族手当、住宅手当など、賃金規定に定められたものです。
従業員給与(45万円)から、源泉所得税(6万円)、住民税【12千円)、健康保険料(7千円)、厚生年金保険料(11千円)雇用保険料(2千円)を天引きして現金で支給した。
「解説」費用(給与手当)と資産(預り金)が増加して、資産(現金)が減少した。
借方 貸方
 給与手当
450,000 359,000  現金
60,000  預り金_所得税
12,000  預り金_住民税
7,000  預り金_健康保険
11,000  預り金_厚生年金
2,000  立替金_雇用保険
預り金は1行で記載してもよいが、ここでは区分した。
【現物給付に対する税法上の扱い】
定期券や社宅、食事の支給なども税務上は給与として課税対象になります。ただし、日常の給与計算処理においては給与手当てに含める必要は無く、給与所得等の計算時に加算するやり方でかまいません。
税金や保険料の天引きについての詳しい説明はここをクリック下さい。
Last Updated : 2006.8.15