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【科目説明】 固定資産の取得価格を使用可能期間に費用配分する手続きですが、その毎期に計上する費用を処理する勘定科目です。原価計算を行うには、「取得価格」「残存価格」「耐用年数」の3要素が必要で、このうち残存価格は固定資産の耐用年数が到来した時の処分見込み価格を言います。取得価格から残存価格を控除した額を耐用年数に応じて規則的に配分し、各事業年度の減価償却費とします。
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3月末期末に11月購入の機械装置(百万円)の減価償却費を定額法で計上した(耐用年数8年、償却率0.125)。
「解説」費用(原価証百被)が増加し、資産(減価償却累計額)が減少した。
借方 |
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貸方 |
減価償却費 |
46,875 |
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46,875 |
減価償却累計額 |
減価償却額の算出→1,000,000 × 0.9 × 0.125 × 5/12 = 46,875
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期末に前期購入した機械装置(百万円)の減価償却費を定額法で計上した。(耐用年数8年、償却率0.125)。
「解説」費用(原価証百被)が増加し、資産(減価償却累計額)が減少した。
借方 |
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貸方 |
減価償却費 |
112,500 |
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112,500 |
減価償却累計額 |
減価償却額の算出→1,000,000 × 0.9 × 0.125 = 46,875
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建物の減価償却費(85万円)を計上した
「解説」費用(原価証百被)が増加し、資産(減価償却累計額)が減少した。
借方 |
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貸方 |
減価償却費 |
850,000 |
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850,000 |
減価償却累計額 |
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3月末期末に昨年10月購入した普通自動車(3百万円)の減価償却費を定率法で計上した。(耐用年数6年、償却率0.319)。
「解説」費用(原価証百被)が増加し、資産(減価償却累計額)が減少した。
借方 |
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貸方 |
減価償却費 |
430,560 |
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430,560 |
減価償却累計額 |
定率減価償却額の算出→3,000,000 × 0.9 × 0.319 × 6/12 = 430,560
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期末に前期購入した普通自動車(3百万円)の減価償却費を定率法で計上した。(期首帳簿価格2百万円、耐用年数6年、償却率0.319)。
「解説」費用(原価証百被)が増加し、資産(減価償却累計額)が減少した。
借方 |
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貸方 |
減価償却費 |
574,200 |
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574,200 |
減価償却累計額 |
定率減価償却額の算出→2,000,000 × 0.9 × 0.319 = 574,200
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Last Updated : 2006.8.15 |